日本温泉地域学会第24回研究発表大会は、2014(平成26)年11月9日(日)・10日(月)の両日、山形県大蔵村肘折温泉郷にて開催され、約60名の会員の参加を得ました。
山形新幹線さくらんぼ東根駅に集合後、バス2台に分乗して視察会に出発。1台は山形空港に立ち寄り、到着会員を乗せてから肘折温泉郷に向かいましたが、先発組は肘折温泉郷の黄金温泉「カルデラ館」に直行。炭酸泉の飲泉体験をしました。後発組も黄金温泉カルデラ館では飲泉とともに入浴体験した会員もいました。その後、野湯の石抱温泉を視察。石造り湯壺脇から自然湧出する源泉を一同興味深く観察しました。その後は肘折温泉街の湯治場情緒漂う街歩きを行い、源泉井や源泉の湧出を観察できるドーム、足湯などを体験しました。翌日早朝には朝市を見学した会員も多かったようです。分宿先の一つ「つたや肘折ホテル」で開催した懇親会では大蔵村の加藤村長のご挨拶もいただきました。地産地消の食材にきのこ汁など美味しい郷土料理による心も体も温まる地元の皆様のもてなしに全員満足し、また感謝する次第です。(2015/3/29)